ベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパン
「ベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード」を創設
- 持続可能な養豚産業の発展に向けPRRSコントロールにおいて優れた業績を表彰
- 日本国内における効果的なPRRSコントロールの推進に寄与
報道関係者向け情報
このホームページでは、国内の報道関係者の方々を対象に、ベーリンガーインゲルハイム ジャパングループ各社の情報ならびに関連情報をご提供しています。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。
2018年3月8日 日本／東京
ベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパン株式会社（本社：東京都品川区 代表取締役社長：永田正）は、本日、豚繁殖・呼吸障害症候群（PRRS）の効果的なコントロールの推進に寄与することを目的に、PRRSに関する基礎又は臨床研究、もしくは野外における臨床報告等において、日本の優れた業績を表彰する「ベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード」を新たに創設することを発表しました。
PRRSは、慢性的に生産性を低下させ、豚サーコウイルス2型関連疾病と並び世界の養豚産業の課題となっています。日本において初めてPRRSが確認されたのは1990年前後のこととされており、国内の養豚産業においてPRRSは、今なお、経済的被害の甚大なウイルス性疾病として問題となっています。ベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパンは、PRRSに関する基礎又は臨床研究や生産現場における実践において優れた業績を広く公募しご紹介していくことで、持続可能な養豚産業の発展に貢献していきます。
アニマルヘルスにおいて、持続可能な養豚産業に寄与したいという願いをもつ当社にとって、革新的な動物用医薬品の研究開発に尽力し、予防を柱とした、より効果的で経済的な疾病コントロール手法を追求し、科学的根拠に基づく獣医療に貢献することで養豚産業に価値を提供することは重要な使命のひとつです。今回の賞の創設にあたり、ベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパン株式会社 代表取締役社長 永田正は、「本賞が、研究者や実務を担う方々にとって研究や実践のご支援となり、被害の甚大なウイルス性疾病であるPRRSの効果的なコントロールにつながることを願っています」とコメントしました。
今年、新たにビジネスを開始したベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパンは、獣医師と養豚生産者の方々のハイレベルなニーズに応えるべくスワイン部を発足させ日本の養豚産業に一層の貢献をしてまいります。そして、インゲルバック® PRRS生ワクチンが日本で発売20周年を迎えるにあたり、この「ベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード」を創設し、重要なパートナーである獣医師や養豚生産者の方々との取組みをさらに強力にサポートしてまいります。
ベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード2018 募集要項
※この要項は、こちらからもご参照いただけます。
| テーマ | 豚繁殖・呼吸障害症候群（PRRS）に関する基礎又は臨床研究もしくは野外における臨床報告等 |
| 賞金 | 一件当たり賞金50万円 三件を上限として表彰（個人もしくは団体） |
| 受賞資格 |
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| 応募方法 | 以下のいずれかをベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード事務局まで、期限内に指定のメールアドレス宛にメールにて提出すること。 なお、応募の業績は、論文掲載、学会発表等の形式を問わない。 ①（自薦）アワード応募者の氏名及び所属、受賞対象業績ならびに応募理由を明記した応募書 提出先：ベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード事務局 |
| 提出期限 | 2018年12月21日（金）必着 |
| 表彰式 | 2019年4月（予定） なお、受賞決定者には2019年2月下旬に通知するとともに、 表彰式のご案内を連絡いたします。 |
選考委員（50音順）：
| 岩田 寛史 様 |
株式会社 アニマル・メディア社 専務取締役 |
| 川蔦 健司 先生 | 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 企画管理部企画連携室長 |
| 末吉 益雄 先生 | 宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター 副センター長 防疫戦略部門長 大学院医学獣医学総合研究科（兼）農学部 獣医学科 産業動物衛生学研究室 教授 |
| 日髙 省三 様 | 一般社団法人 日本養豚協会 理事 みやざき養豚生産者協議会会長 農事組合法人 日高養豚場 専務理事 |
| 主催 | ベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパン株式会社 |
| 事務局 | ベーリンガーインゲルハイムPRRSアワード事務局 〒141-6017 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower ベーリンガーインゲルハイム アニマルへルス ジャパン株式会社 ライブストック事業部スワイン部マーケティンググループ内 担当：田中 E-mail: AHPRRSAward.JP@boehringer-ingelheim.com |
<参考> PRRSとベーリンガーインゲルハイムについて
豚繁殖・呼吸障害症候群（PRRS）は、PRRSウイルスの感染による繁殖豚の死流産や虚弱子分娩などの繁殖障害と、育成・肥育豚の呼吸障害を主徴とするウイルス性疾病で、生産システムのあらゆる日齢の豚に感染し多様な病態を示します。ベーリンガーインゲルハイムは、1998年1月にインゲルバック® PRRS生ワクチンを日本国内で上市して以来、20年に亘り、獣医師と養豚生産者の方々とともにPRRSコントロールの推進に尽力しています。
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスについて
グローバルの動物用医薬品市場においてNo.2プレーヤーとして、ベーリンガーインゲルハイムは動物の健康をさらに推進していきます。ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスは、世界で10,000人以上の社員を有し、99ヵ国、150以上の市場で事業を展開しています。
ベーリンガーインゲルハイムについて
研究開発主導型の製薬企業ベーリンガーインゲルハイムは、130年以上にわたり、医療用医薬品と動物用医薬品において革新的な医薬品を提供してきました。ベーリンガーインゲルハイムは世界におけるトップ20製薬企業の1つで、株式を公開しない独立した企業形態を維持しています。約50,000人の社員が、医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品の受託製造の3つの事業分野において、革新的な製品開発を通した価値の創出に日々取り組んでいます。2016年度、ベーリンガーインゲルハイムは159億ユーロ（1兆9,133億円）の売上高を達成しました。30億ユーロを超える研究開発費は売上の19.6%に相当します。
ベーリンガーインゲルハイムにとって社会的責任を負うのは当然のことです。「Making More Health（人々のより良い健康の実現を目指して）」などの社会的なプロジェクトへの関与はそのためです。ベーリンガーインゲルハイムは社員の多様性を促し、社員の様々な経験やスキルの活用を積極的に進めています。また、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて全力を尽くしています。
日本では日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社が医療用医薬品ビジネス、ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン株式会社が動物用医薬品ビジネス、そしてベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社が医療用医薬品製造を担っており、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が上記3つの事業会社にサービスを提供しています。
詳細は下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.com/
（ベーリンガーインゲルハイム）
http://www.boehringer-ingelheim.jp/
（ベーリンガーインゲルハイム ジャパン）