1988年-2010年:革新による価値の創造

1991年、フベルトゥス・リーブレヒト氏の逝去後、世界の製薬業界を取り巻く激しい変化と、医療費の増大に対応し、研究開発主導型の製薬企業として地位を確保するために、ベーリンガーインゲルハイムの株主会は、新たな会社の方向性を示しました。


初めて、ベーリンガー一族でない取締役を任命したのです。ベーリンガー一族とヴォン・バウムバッハ一族は、一般企業の監査役会に準ずる、株主会に在席し続けました。


また、研究開発を再構築し、既存の資源をより効率的に活用し、革新的な製品をより早く上市できる体制を整えました。


我々のビジョンである、「Value through Innovation - 革新による価値のクリエーション」を全面に打ち出し、社内に浸透させました。このビジョンは、ベーリンガーインゲルハイムの企業文化を作り、グローバル企業としての将来の方向性を示すものです。1994年秋に、インターナショナル経営会議が開かれた際、このビジョンが初めて共有されました。


以降、全世界でビジョンを紹介するイベントが開催され、グローバル全体でビジョンが共有されました。


「Value through Innovation」は、協力の精神を表しており、これからも社員を鼓舞し続け、個々の強みや個性を伸ばす人財育成を行っています。


これまでの方針「ビジョン&リーダーシップ」は、Lead & Learnに集約されました。価値は、革新を通じて形作られることこと、将来のチャレンジにどのように立ち向かうべきか、チームとして協業することの大切さが示されています。

この時代の主要な出来事